メンテとか工事とか

2009/09/27
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最近は日記書いても誰かが読むとかあまり気にしてません。
話が特定の方向に偏りすぎて、もはやチラ裏にすらなってない私的日記です。 

でも気にしません。ある意味本当に日記(日記って本来見せるようなもんじゃないという意味の日記)なのでwww


★その1
よく行くスタジオのVU計がぶっ壊れてたので、パーツをそろえて先日修理してあげた。

最近は僕ぐらいの年齢のエンジニアだと、「VU計の意味がわからないから見ない」「ピーク計だけでレベル決めている」とかいう恐ろしいエンジニアが多くて、VUを見ないので誰も修理しようとしなかったらしい。

この前、飛び込みの仕事が入ってきて呼び出されて、僕が到着するまでに1時間強かかかるので、その間をスポットで別のエンジニアがやってくれていたんですが、その僕より少し若そうなエンジニア(純音楽畑のミキサー)は、ヘッドホンでモニターしてて、フェーダーも触らずに10モニからラジカセより大きいくらいの音でレコーディングしてました(;゚д゚)

キリのいいところで交代ということなので、交代までしばらく後ろで見ていたのですが、モニター小さいわ、VU計は常に張り付いてるわ、入ってくる声が大きかろうが小さかろうがフェーダー触らないわ・・・、ヤバイだろそれみたいな感じでしたが、最近の純音楽畑のRECエンジニアだとそういうことも普通なのだろうか・・・??

ちなみに交代後の02R96の卓コンプセッティング見て再度ぶっ飛び。詳しく覚えてないけど自分では絶対やらないようなアタック最速のすごい爆コンプ設定だった。音がやばくなってなかったのが不思議なくらい。


VUを見ない=音量を客観的に管理しない ということなので、こういう背景もあってレコーディングので決め打ちやかけ録りができなくなって、ちゃんとした音が出せないんじゃないかと思ったりもする。

というかVU無しでどうやって納品物のレベル管理してたんだろう。激しく謎。恐ろしい。



で、本筋の修理の件。壊れていたのはVUのレンジ変更用トリム。
リファレンスをMAだと通常-20dBFS=0VUで調整するけども、NHKの場合は-18dBFS=0VUで納品しないといけないし、音楽モノなんかは-18だったり-16だったりもする。
マスタリングでフルビットの素材扱う時は-12dBFS=0VUでメーターを見ないと、-20dBFSで校正したメーターは振り切って張り付きになってしまうのでレンジ変更用のトリムは重要。

ちゅーことで、ぶっ壊れて接触が怪しくなったステップトリムから半田ゴテで全部ワイアはずして、新しいおニューに付け替え。レンジが2dBステップで-20~-12dBまであるので配線多くてめんどくさかった・・・。で治りました。これで気持ちよく作業できる。


★その2
そのスタジオのブースに盗撮カメラ設置。

・・・というのはウソ。 いや、ウソでもないんだけどノゾキ用カメラを設置した。
あ、いや、ノゾキっつっても趣味のノゾキじゃなくて・・・、あ俺ノゾキ趣味無いんですけどあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

コントロールルームとブースの見通しが悪いので、コミュニケーションを良くするためのコミュニケートシステムの一部としてブースを監視できるように小型CCDカメラを天井に取り付けました。

で、そのカメラの映像をコントロールルーム側に送るための線を、通線孔というケーブル用の穴に通すんですが、これが厄介な作業。作業というか工事。一人でやるので大変でした。完全な音響的な工事をされたブースなので、既存の通線孔に線1本通すだけでも大変です。

ビデオ用に75Ωのトランク回線があればいいのだが、あいにく音声用の110Ωトランク回線しかないので新規敷設することにしました。(最初は両端でCANAREの75Ω-110Ωトランスで変換できるかと思って試したら、やっぱり110Ωを少しでも通すとそこで信号がなまるみたいで、インピーダンスマッチできずに画像が垂直にクルクルまわってしまいましたwww)

パッチパネルを引っぺがし、防音壁の吸音層と遮音層をはがして、通線ダクトの音漏れをふさいでいるゴムパテ(油粘土みたいなパテで隙間を埋めてる)をほじくって、壁の中をSの字になって通ってる通線ダクトに通して、またこれまでの逆をブースとコントロールルームの両側でやる・・・・orz 汗とグラスウールのホコリと石膏まみれで1時間かけて、1本の線を通しましたよ。

でもこれでブースがのぞけるので、コミュニケーションとか収録時のマイク位置監視とかが楽になって、収録品質も良くなるはず。




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