M1 Mac Mini(2021)へ移行した

2021/12/22
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先日「M1 Mac mini へ環境移行の準備」していたMac mini。
ProtoolsのMontereyへの対応が一向に出てこないので、プリインストールされていたMontereyをBigSurへダウングレードしてシステムの移行を完了した。

過去記事>>M1 Mac mini へ環境移行の準備

移行のためMac ProからHDXカードを抜いて移設する作業自体は、ついでに内部清掃をしながらで小一時間ほど。Mac Pro内部のホコリを清掃しました。

▼HDXカードをシャーシに移植中。作業は至極簡単。
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▼HDXカードはAvid Thunderbolt3 DESK ChassisでMacへ接続。
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2021年12月の時点では自分の使う大抵のアプリケーションはM1プロセッサに対応していていて、ほとんど支障はなかったが、音周りで言えばSoundflower(仮想オーディオIFを構築するApp.)とAU Lab(DAWを使わずにスタンドアロンでAUプラグインをオーディオIFへ接続するApp.)の2つが非対応だった。

Mac Pro(Mid2012)から移行して実際に使い始めて3週間が経ち、特段の不満もないが、向上したところもよくわからない。逆に言うとMac Pro(Mid2012)が10年前の機種でもいかに高性能だったかを思い知らされる。前回も書いたことだがMac Pro(Mid2012)の不満といえば空冷ファンがうるさいのと消費電力くらいで他にはなんの不満もない。

M1プロセッサはGPU内臓のSoCなので、これまでWindowsでもMacでもそれなりに高性能グラボを挿して使ってきた自分としては不安があったのだけど、全く杞憂で終わった。ProtoolsでH.264などの映像を同期しながら音の作業をしてももたつくこともなく、YouTubeも快適に見られる。

とはいえM1 Mac miniはあの弁当箱の大きさで、発熱も少なく、省電力で、静かなのに性能は折り紙付きなのは十分に体感できる。起動の速さはコールドスリープからでも10秒以内の爆速。本体を触ってもほとんど熱を感じない。

▼6Uラックの最上段1UにMac miniをセット。背面を前にして設置。
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最終的に6Uラックの中に全てのコアなシステムが収まり大変コンパクトになった。

そう言えばThunderbolt3のドッキングステーションにFireWire800のポートがあるものを見つけることができなかった。FW800は外付けHDDでよく使っているのでこれがないと結構困る。
FireWire800もThunderbolt自体もApple主導の接続規格は容赦なく切り捨てられていくので非常に困る。世代間で移行期間をもたせられるような配慮をしてほしいのだが・・・。

ともあれこれでまた10年働ける、・・・だろう。

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