M1 Mac mini へ環境移行の準備
2021/12/01
またしてもBLOGの更新は久しぶりになってしまいました。
特段不満があったわけではないのですが、現メインのProtoolsHDX環境がそろそろレガシーになってきて、継続的なアップデートが困難になってくることが予想されてきたので、とうとう新環境への移行を準備し始めました。強いて不満があるとすればあの図体の大きさかなぁ。。。とにかくデカくて重い。
当ブログの過去記事を遡ると、私がProtools HDシステムからHDXへ移行したのは2015年のようです。
当時最新のMac mini(Core i7搭載のMAXスペック)をベースにHDXを導入したものの、当時のOSX YosemiteとProtoolsの相性問題からギクシャクとしか動かない悲劇に終わったのは苦い思い出。(この不具合はその後のアップデートで直ったらしい)結局買い揃えたMac miniやラックマウントシャーシもすべて売り払って2012年モデルの銀箱Mac Proの中古を購入して今に至ります。
ちなみに現メイン機 Mac Pro(Mid2012)のスペックですが、2021年現在も不自由は無いようにUSB3.1のボードを追加したり、Mojaveアップデートのためにグラボを載せ替えたりしてあります。
【現状のMac Pro (Mid2012)スペック】
CPU:2 x 2.66 GHz 6-Core Intel Xeon(計12コア)
メモリ:16 GB 1333 MHz DDR3
グラフィック:Radeon RX 580 8 GB(Metal対応品に交換)
I/F:FireWire800、USB3.1拡張ボード
MacOS Catalina での動作確認済
▼現メインのMac Pro設置状況。困るのはこの大きさと重量くらい。
2012年モデルなので単純計算もうすぐ10年目なのですが、そこは流石、腐ってもハイエンドマシンのMac Pro。未だに速度が遅いとか不満は特にないのはスゴい。唯一悲しむべきはAppleのOSアップデートでMojave(MacOS 10.14)を最後に対応機種から脱落してしまったこと。公式には非対応ながらもCatalina(MacOS 10.15)をインストールして使っていますが全く問題ありません。
ちなみにCINEBENCH(R23)でMacPro 2012を計測したところスコアが6986でした。
M1 Mac miniの計測スコアは7760でほとんど差がなかったので、実際2012年のMac Proであってもパワーは十分すぎるくらいにあるのがわかります。
▼Mac Pro(Mid2012)のCINEBENCH結果。M1 Mac miniとスコアに大差はない。
(オレンジ色のグラフがMac Pro(Mid2012)のスコア)
とはいえAppleからサポート除外を宣告されているマシンでは近い将来詰むことは間違いないので機材更新ということで、Appleシリコン搭載のM1 Mac miniを購入しました。
▼注文翌日午前中に届いたM1搭載 Mac mini。メモリはMAXの16GB。
今の今まで2012年のMac Proでも不満はなかったのですが、やっぱり10年の世代格差は確実にあって、当たり前だけど性能に比してとにかく小さい。そして消費電力の少なさ。それに伴ってめちゃくちゃ静か・・・というか無音。やはり2012年のMac Proはファンの音が避けられない。あと今のPCってあたりまえにSSDなのでとにかく起動が早い。
・・・が、2021年12月現在Protoolsが最新OSのMonterey(MacOS 12)に非対応のため移行待ちしている状況です。BigSurへダウングレードしてもいいんだけどどうしようかなぁ・・・。
▼開封の儀を待つばかりののAvid Thunderbolt3 Desktop Chassis
とりあえずは移行の準備としてMacOSの細部設定とかDAW関連以外のアプリケーションのインストールをしてじっくりまつとします。