MacPro(Mid 2012)でOS X Mojaiveを使うための備忘録
ゴミ箱MacProに代替わりする前の、いわゆる銀箱MacProの最終版は2012中期モデル(MacPro Mid 2012)で、Protoolsを使っているくらいではまだまだ余裕のパワーが有り余っているのですが、8年が経過し2020年にもなってしまうとOS Xのほうが対応を切り捨ててしまい、通常の銀箱MacPro 2012では、OS X HighSierra(10.13)が最終対応となりインストールができません。
銀箱にインストールできない理由は、OS X Mojaive(10.14)は従来のQuartzやOpenGLに替わり、描画系にMetalアーキテクチャを全面採用したため、Mojaive以降はMetal対応グラフィックボードが必須になりました。
とはいえ、Mac本体を買い換えるのも大変なので調べますと、Appleのサイトにはきちんと「Metal対応グラフィックボードがあれば動く」ことが書かれています。
▼Mac Pro (Mid 2010) および Mac Pro (Mid 2012) に macOS 10.14 Mojave をインストールする(Apple公式)
上記のページによれば
以下の他社製のグラフィックスカードは Metal 対応で、Mac Pro (Mid 2010) および Mac Pro (Mid 2012) での macOS Mojave の使用に対応しています。
- MSI Gaming Radeon RX 560 128-bit 4GB GDRR5
- SAPPHIRE Radeon PULSE RX 580 8GB GDDR5
- SAPPHIRE Radeon HD 7950 Mac Edition
- NVIDIA Quadro K5000 for Mac
- NVIDIA GeForce GTX 680 Mac Edition
ほかにも、以下の AMD GPU ファミリをベースとした他社製のグラフィックスカードの中にも、Mac Pro (Mid 2010) および Mac Pro (Mid 2012) での macOS Mojave の使用に対応しているものが一部あります。
- AMD Radeon RX 560
- AMD Radeon RX 570
- AMD Radeon RX 580
- AMD Radeon Pro WX 7100
- AMD Radeon RX Vega 56
- AMD Radeon RX Vega 64
- AMD Radeon Pro WX 9100
- AMD Radeon Frontier Edition