ドラマの撮影!録音部の私。

2010/07/28
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先日、都内が34度や35度という猛暑の中、そこに住まう奥様方を「シロガネーゼ」と呼ぶ高級住宅街、白金台でドラマ撮影でした。C3PROJECTは録音部として参加してきました。


▼撮影部、照明部の皆さん。 現場はカメラレールが出るほどの機材量。
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この撮影、最近では珍しい画と音がカチンコ合わせの撮影スタイルでした。

なんとCANON EOS 5Dでの撮影でした。 EOS 5Dは35mm角の撮像素子を持つデジタル一眼レフのスチルカメラでありながら、フルHD 24pの動画撮影も可能なため、35mm特有のきれいなボケ味を映像表現に使えるということでPVやCM撮影に使われることも増えてるそうな。でも音は録れないので昔ながらのカチンコ合わせということなのです。

昔映像がまだフィルムだった時代、映像には音は付いてきませんでした。だってフィルムには音は録れなかったんですもの。なので音が必要な場合は、わざわざ録音機を別に用意して、音だけ別のテープに録音していたのです。

そうして録って来たバラバラの映像と音。それぞれ適当に再生したところで、画と音がズレていて話になりません。そこでエライ人は考えました。


  「 カ チ ン コ で 解 決 だ ! 」 と。


▼初めてカチンコ触らせてもらいました!!
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撮影の際、カットの最初にカチンコの拍子木で音を鳴らすのですが、このときの「カチンッ!」という一瞬の音と、フィルムに写った拍子木が合わさる最初の1コマをアタマそろえて再生すれば、画と音が同期した状態で再生できるわけです。

そのほかカチンコのボード部分には、撮影日時やカットナンバー、テイクナンバーなど後の編集のための情報が記されていて、これをカットの最初に写しこんでおくだけで「これって何のカットだっけ?」とか「どのテイク使うんだっけ?」というのが無くなり後の編集が楽になるのです。だから助監督さんはカチンコを自分の魂のごとく華麗に扱います(`・ω・´)

今日ではあらゆる撮影にはタイムコード(LTC)という時間情報の信号を使って映像と音声を正確に同期させることができるので、カチンコは撮影現場の雰囲気を引き締める古き良き昔の名残り・・・といっても過言じゃありません。・・・が、今回はタイムコードのかわりに本当にカチンコによる同期をやっているのです!めちゃ重要です!

EOS 5Dの35mm角で24mmだの18mmだののレンズを使った日には、どえらい広い画角でマイクが見切れるので大変でした(^^;

この日の録音装備はこんな感じ。

・SIGMA SS-302(3chフィールドミキサー)
・Sennheiser MKH-416P(ガンマイク)
・SONY ワイヤレスマイク1波(役者仕込用)
・SONY PCM-D50(レコーダー)
・Roland R-09(オンリー録り用レコーダー)


▼録音装備一式と我が後輩の録音助手フジワラ。
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SS-302から自作の変換ケーブルでレコーダーのSONY PCM-D50へ音を送ります。PCM-D50は有線リモコンが使えるので音声バッグのストラップにリモコンを取り付けて即座の操作を出来るように工夫して挑みました( ̄ー ̄)

そのほかアンビやオンリー録り用に単独でR-09をところどころで使用。

この日は後輩のフジワラも録音助手として参加。ワイアレスの仕込み方やガンの振り方を教えながら現場で育ってもらおうということで暑い中頑張ってもらいました。慣れてないので仕方ないけど、まだまだガンの突っ込みかたが遠慮がちで「もっともっと」と僕に言われて困っておりました(笑 撮影部に「見切れとるわ!」と怒られるくらいの勢いで突っ込んで欲しいです(笑)

▼撮影中の私。 ちなみにワケアリで裸足です。
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そして珍しく同録中の写真を撮ってもらいました。裸足でアスファルトが熱いです!!(笑
同録で録音スタッフの足音が入ってしまっては意味が無いので裸足です。夏のアスファルト、裸足は気合です!

31日もこの続きの撮影です。クランクアップまでもう一息!
撮影部、照明部の皆さんよろしくお願いいたします!




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