とある音屋の日常 「C3PROJECTスタッフBlog」

日本の車窓から ~兵庫県・山陽電車姫路駅から高砂駅の旅~

2010/05/14
フィールドレコーディング 0
こと有るごとにフィールドレコーディングしてきたデータが結構たまっていて仕事の合間に整理しました。


今回お届けするのは日本の車窓から。兵庫県のローカル線山陽電気鉄道、通称山陽電車。
私自身は鉄っチャンではないけど、やっぱり男子として乗り物はダイスキです。

私は兵庫県に実家があり、子供の頃から山陽電車を利用して帰省していました。私が子供の頃から乗っていた形式の車両がまだ現役運行中で、懐かしさたっぷりの路線ですが、姫路から出発する列車は沿線地域の高齢化のせいもあって、乗客数も4両編成で1両に1人2人という寂しさ。電車の音をフィールドレコーディングするにはうってつけですが、20年以上前のかつての賑わいはそこになく、さみしさが漂う電車旅でした。

録音の終盤、車掌の吹く笛の音、走り去る列車の音が聴き所かと思います。
このときの録音機材構成はうろ覚えですが・・・

・SONY PCM-D50(ウィンドジャマー無し HPF=OFF リミッターOFF)
・SONY MDR-CD900ST

だったと思います。

▼兵庫県 山陽電車3200系 直通特急 山陽姫路駅~高砂駅間 (MP3形式 192Kbps)
http://c3project.ddo.jp/pub_sound/sanden/sanden3200.mp3

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※写真は別日に撮影した別車輌です。


実はこの音は、私の祖父が昨年他界し、式に出るため急遽帰省したとき録音しました。
こんな時にも音のことを考えてしまう自分がちょっと「おかしいのかな?」なんて思いつつも、祖父が他界したことの現実感のなさ、そしてその日の鉛色で重く垂れ込めた雲が覆う夕空を覚えています。

この録音の最後10秒くらい、走り去る列車の音と共に高砂駅(実家最寄駅に一番近くまで行ける急行停車駅)の静かなアンビエンスが入っていますが、高砂駅周辺は非常に高齢化が進んだ町で、町並みは三菱やらなんやらの工場敷地が道を隔ててすぐの駅なのですが、この日は町に誰もいないかのごとく静まり返っていて、音を聞くだけでもその様子が伝わってくると思います。

自分の主観が混じるせいか、何処となく寂しい音源に思いますが、楽しんでいただければと思います。
音源の営利目的での利用はご遠慮ください。

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