サラウンドミックスは続く

2010/01/17
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昨年から続いてるサラウンドフォーリーの仕事も架橋に入ってきました。全部のファイナルミックスが今月末には終わりそうです。写真はダビングステージのNeve/AMSのMMCコンソール。奥に見えるゴッドハンド(笑)は助手のYさん。サラウンドのPAN振りやらLFE量の調整を頑張ってくれてます。やっぱりフィルム(劇場用とかスクリーンに写す映像)はNeve卓でという伝統というのは今でもひとつのステータスなのかも。

劇場用ダビングステージの音響特性はX-Curveという特性で、~2KHzまではフラット、それより上は-3dB/octで減衰するハイ落ちカーブなので、まろやかで長時間大音量でも耳に痛くない音響特性。加えてNeveの音のナマリというかニュアンスのせいか、自宅や収録スタジオよりも音がまとまって一体感をもって聞こえる。

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激しい戦いのSFXにフォーリーが入ってリアリティを増す一方、か弱いフォーリーを打ち消すLFEと厚い音楽が入り込んでくるのでそのバランスをとりながらの一進一退の作業になります。 大きなスクリーンで映像を見て作業をすると映像が大きい分音に関してもPAN位置とか細かい音バランスも気になってくるもので、小さな画面では追い込めない映画独特の作業進行になっていきます。数分を数時間かけることもしばしば。

今回のようにCG作品だと映像が順次アップデートされるので、最初カクカクのポリゴンだったものが、テクスチャーが付き、ライティングが施され、視覚エフェクトが入り、フォグで奥行きができ・・・と、日に日に常にムービーが更新されて行くため、時には床素材が想定外のものに変更されたり、空間的な広さの表現が変わったりと、それにあわせて音も再調整になったりします。

残り数日。頑張ります。

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