とある音屋の日常 「C3PROJECTスタッフBlog」

効果製作日記-01 「サンプラー」

2008/11/02
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効果音を本格的にやるのは意外とセリフ編集なんかよりめんどくさい事が多い。

特に映像が絡むと、画と音の精密なシンクの問題がある。
9PINがどうだとか、VTRとの調走がとかいうハードウェア的なシンクではなくて、単純に画キッカケにたいしてベストタイミングで音を出せるかという「効果担当」の問題。

たとえば、足音なんかは画を見ながら実際に自分で足を鳴らしてマイクで拾ってフォーリー(生効果)を収録するのがベストな手段だけど、スタジオやブースが使えない自宅仕込だと、階下隣人ご近所さんの手前、夜中に足音をカツカツコツコツ立てられない事が多い。かといってマウスで一歩ずつ貼り付けなども非現実的な労力が必要になる・・・。

ということで今年の初夏に導入したのがサンプラープラグインの最高峰!NaitiveInstruments社の「KONTAKT3」

「AKAIのサンプラーを中古で買うか・・・・」とも考えましたが、あんな3Uもある重い機材はもういらんだろ。ということで、PROTOOLSにプラグインでさせる手軽さをかんがえてKONTAKTを購入しました。・・・やたら高かったけど・・・。

波形編集、ベロシティコントロール、シンクシーケンスetc... あまりの高機能っぷりに効果音の入力に使ってるだけなのが申し訳ないくらいのソフトであるが、既存のライブラリーから自由に音を選んでMIDIキーボードからの入力で自在に入力できるのは、自宅仕込みの効果屋にはもってこいです。

KONTAKTで映像を再生しながらキーボードで足音をリアルタイム入力。
マイクでのフォーリー収録と手間はほとんど変わらないが、ご近所さんに迷惑はかからないわ、砂埃もたたないわでいい事ずくめ。ニュアンスがほしいときは音を重ねたりピッチや強弱で表現します。

サンプラーはうまく使うと足音だけでなく、非現実的なSFX的なサウンドを手軽に作れる強力な武器であります。
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