とある音屋の日常 「C3PROJECTスタッフBlog」

不思議なカードで高額ビンテージ機材買っちゃった

2009/01/09
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んなわけないwww

お金の沸いてくる不思議なカードを使って初めて楽天を利用。
確かに機材は購入したのですが、購入したのはFocusriteのLiquidMix16という外部DSPユニット。コンプレッサーとEQに特化した機材で、コンプレッサー40機種/EQ20機種を標準でエミュレート可能です。
しかもFocusriteのWebから提供されるエミュレーションライブラリを追加で読み込むことで、往年の名機といわれるビンテージや、最新のディスクリートクラスA動作をする機材まで、なんでもエミュレーションするビンテージ機材屋涙目な最新機材です。

この製品は音響業界で流行のIR(ImpulseResponse)によるシミュレーション技術をFocusrite社がもう一歩進め、静特性だけでなく動特性までIRデータに反映するDynamicCombolution技術を搭載したハードウェアで、Nuendo、CubaseなどのVSTや、ProtoolsではRTASに対応しているので、ハードウェアながらPlug-inとして認識されるFackin'Coolでmustにchoiceな機材だぜ。

▼Pingkeyのサルでも技術解説ぴかぴか(新しい)
(リバーブなどは、空間が相手なのでパルス1つに対する静特性をシミュレートするだけでも良好な結果が得られるけども、コンプレッサーやEQなんかコイルやコンデンサーで複雑なインピーダンス特性を持っているのは承知のとおり。入力レベルごとで変化するその内部レジスタンスや歪特性が常に変動するので静特性だけサンプリングしても不十分。そこでレベルの変動に対する特性(動特性)にまでサンプリング対象を広げた膨大なデータを使ってエミュレートするのがDynamicCombolution技術の特許概要。従来のモデリングやIRシミュレーションよりもエミュレート精度が数段高いのがウリ。)

FireWire400のケーブル1本で接続してバスパワー駆動OKなので、配線は至極スッキリ。
1394コントローラーチップがNECでバスパワー給電できないなど、気合入ってない系の人向けにACアダプタも最初っから同梱されてます(笑)

セットアップもシミュレーションライブラリとドライバを入れるだけで、アッサリ終了し、早速使ってみました。


 ・・・。   ・・・・・・。   ・・・・・・・・・・。      !!!!(゚∀゚)!!!!


正直僕もそんなにビンテージな機材なんてどんな音するのか多くを知ってるわけではないですが、知ってる機材の音はイメージどおりの音がするのがすごい!

たとえばAVALONのVT747STのEQの実機。

僕自身はアナログ実機での高域EQは、NeveもMANLEYもAPIも、どんなに「空気感が・・・」といわれたEQでも絶対にHIGHをブーストすると、歪みで音がギリギリ、ギャリギャリと嫌味な音になっていくので、全くビンテージEQに興味有りませんでした。
その点いくらブーストしても歪まないDigidesignのEQ3最高だなと思っていました(笑)
音の歪みがいい結果を及ぼすときも多いですが、歪まないほうがメリットは大きいです。歪ませたいなら歪系のプラグインで付加すれば済みますが、歪んだ音をクリアにするのは不可能ですから。

ところがアナログ実機でも、このAVALONのVT747STのEQだけは信じられないくらい歪みなく、いわゆる「空気感」と言われる10K以上のHIGHが綺麗に上がる機材で、お金があれば欲しいと思っていた機材でした。 DigidesignのEQ3がいくら歪まずに綺麗にブーストできると言っても、このプラグインは良くも悪くも正直すぎるので、あくまでその音はソースに忠実にブーストされて、ない音は出ないし、ヒスノイズがあれば一緒にヒスも上がって行きますが、AVALONは嘘臭くない絶妙な脚色で、ヒスは上げずに、ソースにはほとんど無かっただろう超高域の倍音を付加してくれている感じがするので、その印象は本当にシルキーという感じでした。

そしてLiquidMix16でそのVT747STがエミュレートできるのですが、そのVT747STの印象がまさにそのまま再現できてる!普段聞こえてこなかった超高域のスー・・・ッと伸び失せる空気感がでてくる。最新技術おそるべし。あのアナログテイストがDAWで再現できるとはすごい!!!

そして皆さんが大好きで、僕は大して興味の無い高額中古Neveも、あのギャリギャリとした雰囲気が良く出ていますwww (別にNeveやらapiやら嫌いなわけじゃないですよw あのギャリギャリ感はブラス系のミックスには必須だし、あのローファイで荒れつつも「らしい」と聴いて納得の雰囲気はNeveやAPIのEQでないと出せないです。僕の好きなEarthWind&Fireなんかの70年代名曲もありえない。ぶっちゃけただの貧乏人のひがみです(;´д`) お金があれば実機も1台くらい欲しいよwww) 


とにかく、もうエミュレートだとか実機だとかを超えたレベルで音の変化を楽しめる機材です。
正直言って、実機と比べてガン聴きしない限りその差は誰にも分からないだろうし、そういうことをして「やっぱり実機ほどよくない」だとか論評する人は、そういうことをする無意味さを知ったほうがいい(笑) 音の世界は目に見えない、つかみ所の無い対象を扱うだけに、何を使っても駄目な人は駄目だし、できる人は何が無くても何とかする。

何を使っても「機材に振り回されない」のが大事なことだとおもう最近のPing-keyでした。




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