とある音屋の日常 「C3PROJECTスタッフBlog」

サウンドエンジニア、サウンドデザイナーとしてレコーディングからPAまで音の仕事ならなんでもおまかせC3PROJECTの日常。

その用語、何のことかわかって言ってる? 

音関連の用語には長年やっててもなんのこっちゃと思うものがいくつかある。
業界用語は元の意味がわからないまま使ってしまうものが多いのだが、その中の1つが「ノンモン」。現場でよく使う用語だけどなんの略か知ってる人はそう多くない。

無音を指してノンモンというのだが、かくいう私も「ノンモン」ってなにがどうなってノンモンなんて言葉になったのか未だに分からない。この長年の疑問を調べてみたら、電波通信方面の用語で電波に乗せる音が無音状態の事を「無変調」、つまり「Non-Modulation 」ノンモジュレーションと言っていた流れであると分かった。だったらノンモンよりノンモジとかの方がしっくりくる気がするけど。…とまぁさておき、いままで誰もおしえて教えてくれなかったことがようやく判明した。

同じく映画方面の古い古〜〜〜い音屋しか知らない「MOS」という略語。多分これ知ってる音屋は相当古い。MOSなんて書いても「( 'ω')??????」ってなってしまい、知らない人の方が多い。
これは海外でももはや死語になりつつあるような気がするんでずが、やはり無音のことを指します。

MOSもまたなんの略かわからない用語のひとつでしたが、英語のWikipediaで探したらわかりました。「Motor Only Sync」または「Motor Only Shot」の略でした。フイルム時代の古い用語なので、要するにカメラフィルムを回すモーターの音(物理的にフィルムマガジンが回る走行音、もしくはモーター同期用のタコパルスシンクの音)しかないですよ、セリフとか物音とかは無いですよという意味。意味合い的にも完全に死語。
もしMOSなんて書いてる記録表見かけたら、書いたのは余程古い人か、ツウぶった気取ったヤツかのどちらかです。

このように、略語の出自を辿っていくと技術の源流に触れたりすることが出来てとても面白いですよね。なので私は略語は必ずなんの略なのか、元の意味から覚えるようにしています。その方が理解が深まりますからね…。という音屋昔話でした!!

category: 基礎技術・知識

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