とある音屋の日常 「C3PROJECTスタッフBlog」

サウンドエンジニア、サウンドデザイナーとしてレコーディングからPAまで音の仕事ならなんでもおまかせC3PROJECTの日常。

Protools上でiZotope RX4 Spectral Repairを使うための手順 

iZotope RXは仕事柄大変お世話になっているプラグインですが、RX3からRX4になってProtools上でのSpectral Repairの起動方法が大きく変わっていたのについさっき気づきました。

RX3までのSpectral Repairは、単純にメニューから AudioSuite>NoiseReduction>RX3 Spectral Repair と進めば起動できたのですが、RX4になってからProtools上でSpectral Repairを使うには RX4 CONNECT というプラグインを介してスタンドアロンのRX4アプリケーションへ接続しなければ起動できなくなり、しかもその作業中の音を聞くために RX4 MONITOR というプラグインを起動せねばならず、RX4の音質性能には満足していますが操作面で非常に面倒くさい改悪です。

2014年11月の執筆時点で日本代理店のTAC SYSTEMは「鋭意製作中」とアナウンスしつつ、未だにRX4の日本語マニュアルを出してこないしヤルヤル詐欺でやる気あんのか無いんでしょうねはいはい・・・と諦めておりますので、英語が苦手な人の中には 「RX4のSpectral Repairが無い!何処だ!?」 となっている人も少なからずおられるのではないかと、僭越ながらC3PROJECTのほうで解説させていただきます。

Protools上でiZotope RX4 Spectral Repairを使うための手順



1. まずProtools上で修復したいリージョンを範囲選択する

2. メニューから AudioSuite>NoiseReduction>RX4 CONNECT を起動

3. RX4 CONNECT のRepairアイコンを押し、SENDボタンを押す


▼ REPAIR>SENDでスタンドアロンのRX4へ音が送られる。
WS000000.jpg


4. するとCONNECT経由で手順1で選択した音がRX4スタンドアロン版へ送られる。
 
▼ この時点ではまだPTから音が出せないので音を出すために次の手順にて準備する。
WS000002.jpg


5. PT上にステレオAUXトラックを作成しRX4 MONITORプラグインをインサートしておく。

▼このプラグインを介して処理作業中の音をモニターする
WS000001.jpg


※初回のみ次の手順6でスタンドアロンのRX4の音をPT上で聞く必要があるのでその設定をする。


6. スタンドアロンRX4のPreferenceを開き
  Audioタブ内の DriverType と OutoputDevice を RX MONITOR にする。


▼この設定を完了してやっとPTからCONNECTを通じ音がRX4へ送られ、MONITORへ音が帰るWS000004.jpg

 
7.スタンドアロンのRX4内で必要な処理を終えたらSendBackを押す。

▼SendBack を押すことでPTへ処理結果を反映させる事ができる。
WS000005.jpg


8. お疲れ様でした。


C3PROJECTではドラマや映画、アーティストインタビューなど外ロケの同録素材などにRXを活用しております。
その他、古いカセットテープに録音された劣化音声の修復など、スペクトルレベルでの分析と細かい手作業での修復で
従来では不可能だった混ざってしまった音の分離やノイズ除去を実現しています。

【取り扱い事例】

・30年以上前に録音されたカセットテープの音声修復
・過大入力での音割れ修復
・同録されたセリフに混じった時計の秒針の音を除去
・セリフに混じった床板のきしみを除去
・セリフに混じったスタッフの咳払いを除去
・セリフに混じった車のバック警告音を除去
・セミの鳴き声、冷蔵庫、エアコン、交通雑音等の除去
・リップノイズの除去

その他多数実績あり

RXを活用し丁寧にクリーニングし、より良い音声を提供が可能ですので、ノイズや音声修復などでお困りの方はぜひC3PROJECTまでご相談ください。

category: Protools関連

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