とある音屋の日常 「C3PROJECTスタッフBlog」

サウンドエンジニア、サウンドデザイナーとしてレコーディングからPAまで音の仕事ならなんでもおまかせC3PROJECTの日常。

Nikon AF-S DX 18-70mm分解掃除。 

先日、S3proに装着してる18-70mmの前玉の裏に、いつの間にか入り込んだでっかいゴミを発見。

前から2つ目のレンズエレメントの端にくっついていて、イメージサークル外らしく撮影に支障はないようですが、前から見ると前玉のせいで拡大されてとにかく精神衛生上悪い(#゚Д゚)

あまりにいまいましくて写真を撮っておくのも忘れましたが、とにかくズームレンズは機構上チリの侵入がつきまといます。他にもコンマ数ミリ程度のチリも多数侵入しているので、どれも支障はないのですが分解掃除することにしました。

▼(左写真)Nikon AF-S DX 18-70mm 最前面のレンズを外したところ。右は外したレンズエレメント。
  (写真右)レンズの分解に必須のカニ目レンチ。特殊工具なので専門工具屋にいかないと無い。

18_70mm.jpg   写真

クラッシクレンズは分解も比較的楽ですが、最新のNikkorレンズなどは下手にバラすとTTL露出計や位相センサなどを壊しかねないので注意が必要かと思います。もちろん当然分解掃除は自己責任ですよw


参考までに今回の分解対象Nikon AF-S DX 18-70mmの分解手順です。

用意するのは カニ目レンチ 、 デザインナイフ 、 エアダスター缶(ブロワーでもOK) 、 クリーニングクロス 、黒パーマセル です。

作業前には必ず後玉をキャップするか、キャップがなければ布でも当てて保護しておきましょう。

1.まずレンズの最前面の最外周にある黒いプラスチックフィルムでできたリング状のシールを剥がす。
分解する以上剥がさなければいけないが、再利用不可能なのでぶっちぎってよい。

2.剥がしたら前玉と鏡筒の隙間に切り欠きが2箇所あるのをまず確認する。

3.見つけた切り欠きにカニ目レンチを突っ込んで慎重に前玉に傷をつけないよう注意して反時計回りに回す。
絶対に切り欠きの谷をナメてはいけません。下手すると工具でレンズを傷つける上に、切削屑でレンズを傷つけるなど最悪の結果になります。

※この時、常識的な力を加えても回らない場合は、エレメントが接着されてないか確認すること!

わたしの場合、接着されていました。
鏡筒と前玉レンズの間に、数カ所、今回は3箇所、樹脂系接着剤(グルーガンっぽい樹脂)が流し込まれていて接着されているはずです。今回の接着剤は黒くて分かりづらかったですが、よくみると鏡筒とレンズの間に樹脂が流し込まれているのを見つけられるはずです。その樹脂をデザインナイフ(カッターでは刃が大き過ぎてレンズや鏡筒を傷つけてしまうのでデザインナイフが必須です。)で切り崩します。

切り崩す際、刃で前玉を傷つけたりする可能性はもちろん、接着樹脂の切り屑がさらにレンズ鏡筒内に侵入したり、レンズに付着しないよう細心の注意を払いながら、適宜ブロワで吹き飛ばしながら切り崩します。切削屑でレンズを傷つけぬよう、クリーニングクロスへの付着も注意すること。自信がない人はこの時点でやめたほうが無難。


接着樹脂を切り屑したら再度カニ目レンチで反時計回りに回します。
これで通常は前玉のエレメントが回って、取り外して上の写真の状態になるはずです。

外した前玉のレンズエレメントには金色のリングが付いていますが、これを外したりなくしたり曲げたり傷つけたりしないように注意すること。

カビなどがはえていない限り前玉エレメントの内側は一切触れないのが良いです。念入りにクロスで拭いても何らかの拭きムラが後のカビの原因になります。なので、出来ればブロワーよりも吹き飛ばす力の強いエアダスター缶を使って一気にフッ飛ばします。

ふっ飛ばしたら次のエレメントも同様にカニ目レンチで外して清掃します。

4.これまでの逆手順ですべてをもとに戻す。

5.最外周に貼られていて最初に剥がした黒いリングの代わりに、同径(外径67mmでリングの太さが5mm)となるように切ったパーマセルテープを貼って代用する。

以上が、前玉エレメントの清掃手順です。

後玉エレメントはかなり複雑なのでまた何かの機会にでも。

category: 未分類

thread: ★カメラ&レンズ・機材 - janre: 写真

プロフィール

C3PROJECTの中の人のTwitter

過去全記事を表示

最新記事

カテゴリ

FAVORITEアイテム達

C3PROJECT関与商品

月別アーカイブ

最新コメント

最新トラックバック

リンク

ブロとも申請フォーム

RSSリンクの表示

ブログリンク