とある音屋の日常 「C3PROJECTスタッフBlog」

サウンドエンジニア、サウンドデザイナーとしてレコーディングからPAまで音の仕事ならなんでもおまかせC3PROJECTの日常。

RED 



今、映像業界で熱い話題のひとつにREDというのがあります。

僕はそんなに詳しくはないのですが、映像やってる人なら大注目のRED。

そのRED ONEがとあるスタジオに置いてあって、思いがけず触ることが出来ました!


わっはーwwww
すごい!楽しかった。全てが別次元の感覚。
レンズのピン送りやらズームリングの感覚、ファインダーを覗いたとき一発でどこにピントがきてるかバッチリわかる解像感! 「このカメラならなんでも絶対に撮影できる!」と思わせる安心感が感じられる「プロの道具」を感じました。

普通の放送用カメラもレンズやらなにやらコミコミで数百~1千万クラスなったりしますし、安くはないので操作のフィーリング品質は一流ですが、映画用はさらに上を行くフィーリングを感じます。

ちなみに写真のREDはSachtlerの三脚にのってますが、僕は個人的にはVintenが好きです。Sachtlerはどうもそのヘッドの動きに微調整の融通が利かないところがあるので、Vintenのほうが好きです。(Sachtlerは脚の剛性が高いからいいんだけど、特にカウンターバランスとトルク調整が利かない点が微妙。Vintenならその辺完璧にすばやく調整できるのがGOOD!)多分自分でハンディカム買ったとしたら、三脚はVintenを買うだろうなぁ。せめてVision6くらいはほしい。でもモノによったらカメラより三脚が高価になるwwwww



しかしすごい。

今まではン千万ださないと買えなかったような映画制作用のデジタルシネマカメラ業界に、驚愕の一桁安い製品群を投入したRED社。一桁安いにもかかわらずその性能は折り紙つきという恐るべきプロダクトがRED ONE。

RED ONEは主に映画制作向けのデジタルシネマカメラで、最高4K(4520×2540ピクセル。現行ハイビジョンの2倍以上の解像度)で1~60FPSの間でバリアブルレートの撮影が可能なカメラです。

映画は昔から35mmフィルムで撮影されてきましたが、その35mmフィルム独特の質感をデジタルで再現するのは困難と言われ続け、ようやく最近になってそれが納得いくクオリティで再現できるようになって来ました。

なんでデジタルカメラではフィルムの質感が再現できないと言われ続けたのかというと、デジタルカメラでは当然フィルムの代わりにCCDなどの撮像素子を使うのですが、光が感光剤に当たることで化学反応を起こして画を記録するフィルムと違って、CCDなどの撮像素子は、光に対する反応があまりにも鋭敏なため、フィルムのような独特の柔らかな光を表現することが難しかったからです。

たとえばCCDは、あまりに強い光を受けるとCCDの構造上避けられない、光のないところに光のような筋がでるスミア現象や、暗い場合には好ましくないノイズがちらつく現象、明暗差の激しいシチュエーションでは明るいところが真っ白になるか、暗いところが真っ暗になるかの二者択一だったりして、フィルムのような情緒的な表現が難しかったのです。

写真をやってる人ならわかる話なんですが、映画独特の画のボケ味を得るためには、焦点距離の関係で35mmフィルムの大きさを維持した撮像素子は絶対欠かせません。しかし対角長35mmの撮像素子は非常に高価になるので、なおさら普及しにくかったわけです。

RED ONEのような高品質で性能のよいカメラがどんどん普及してハイアマチュアの映画制作がもっと盛んになれば面白いのになぁと思った今日でした。

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