とある音屋の日常 「C3PROJECTスタッフBlog」

サウンドエンジニア、サウンドデザイナーとしてレコーディングからPAまで音の仕事ならなんでもおまかせC3PROJECTの日常。

最近の製作状況 


実写の映画効果音製作が進行中。
見てのとおり冒頭は特殊部隊が急襲するガンアクション。
まだアンビエンスと主だった銃器の音しか手をつけてないけどすでに20トラック近くを使っている。Protools LE で仕込める限界は近いwww早いProtools 8の解禁を望む!

で、今回使われる銃器によって音の特徴があるので、ハリウッドでも使う銃器や口径別のサウンドライブラリーを入手以来初めてちゃんと使うwww

気づいたのはハリウッド映画では演出的な意味合いが特にない場合、薬莢のイジェクト音はほとんど無視されていること。おそらく通常の発砲音に比べるとあまりにも小さい音なのであまり重視されていないのかもしれない。そりゃそうだ。発砲音と薬莢の落下音がおんなじレベルで鳴ってたら変だわなww それでも薬莢の落下音などは印象的なので演出的意図がある場合は特に大きく入ることがある。たとえばターミネーター2でシュワルツネッガーがぶっ放してるガトリングガンのシーン。おそらく圧倒的な火力を印象付けるために盛大にバラバラと落ちる薬莢音が入っている。

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初の実写の効果でいきなり2時間とか結構アレなかんじですが、やってることは吹き替えのME作りと変わらない。SEあてて、フォーリー必要なら録音して・・・と地味な作業。特にフォーリーは大事なので、かなり慎重にやらないと映像作品自体の完成度やクオリティーが下がってしまう。

今回いちばんつらいのが、同録の生音がほとんど死んでること。
多くの部分でまったく生音がないので効果のタイミングや音の参考にするガイドがなく、必要以上に画に神経を注がないといけない。。

映画の音声は意外と同録やシンクロといわれている撮影時の生音声が大事で、コレが現場の発電機や送風機、その他街の雑音で使えない音であることも多々あって、そのために効果がいるわけだけど、同録は使える部分は積極的に使ったほうが音のリアリティがまったく違う。同録だけだとちょっと細い音も、効果がつける音と「混ぜる」ことで生き方が200%変わってくる。効果でつける音だけではダメだし、逆に同録だけでもダメ。2つが混ざることで画に対する音のリアリティが段違いに増す。生音といえばフォーリー(現場の同録が効果として使えない場合、スタジオで収録される音)があるが、その場で録れる同録とフォーリーではまったく音の生き方が違う。やっぱり映画製作における同録の重要性を理解して映像を作る人には製作に当たってほしいと思う。



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