とある音屋の日常 「C3PROJECTスタッフBlog」

サウンドエンジニア、サウンドデザイナーとしてレコーディングからPAまで音の仕事ならなんでもおまかせC3PROJECTの日常。

ミニウェルレディ(miniwell ready SIFIMedTech社)白内障手術について 

実は私、2013年ごろから自覚症状を伴う白内障を両眼に患い、2018年の9月に右目を手術しました。私が選んだ手術は、ミニウェルレディという塁審焦点型眼内レンズを使った眼内レンズ置換術で、結論で言えば結果にかなり満足しています。

ただこのレンズは2018年夏現在では健康保険はおろか先進医療特約でもカバーされないので完全自費の治療になり、実施する病院によっても差がありますが概ね片目50万円前後、両目で100万前後がかかります。

手術によって挿入する眼内レンズの選択に白内障患者は苦労すると思います。クリニックの白内障手術説明会の盛況ぶりを見ると自分を含めみな情報が欲しいけど少ないのかもしれないと思い至りました。眼内レンズそれぞれのおおまかなメリットデメリットは眼科サイトなどを見ていただければと思いますが、基本的に一長一短。しかも手術で目に入れてしまうので「単焦点を選んだけど、やっぱり不便だから多焦点にしたい」といっても交換できません。

しかし選択するにあたっての情報としては、眼科のサイトでは原理的な技術解説がないので、白内障で単焦点、多焦点を選択する方の助けになればと思い、自分の体験から、本記事を書き記しました。
(記事について専門家のご指摘あればお教えいただければ幸いです)

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category: 日々の雑感

thread: 医療・病気・治療 - janre: 心と身体

バラエティ番組が面白くない気がする 

昨年いっぱいまでとあるスタジオで業務委託をうけて、いわゆるオンエアものの番組MAをよくやっていたのですが、今年に入ってからはそのスタジオでの作業がガクンと激減。そこで多かったバラエティものから離れて2ヶ月くらい経って、仕事の軸足がまた外画やアニメのアフレコ方向に向いてきた私です。

バラエティのMAが嫌いというわけではありませんが、感じる苦労やストレスの割には、残る事もなく、放送後は忘れ去られていく虚しい仕事がバラエティの宿命だと思っている自分にとっては、バラエティのMAというのは今まで身につけたあらゆる引き出しを使って、放送時刻に間に合わせつつ、最大限音を整えて放送品質に仕上げていくアクロバティックなタイムトライアル任務といった感覚で、アフレコものなどの作品の音を作るものとは性格の違う、カタにはめ込んでいく仕事だなと感じていたりします。

先日トランプ大統領の一般教書演説の中継を見たくてTVを見ました。
中継以外は興味ないのですが、合間に番宣が流れるので、その番宣を見て「今のバラエティは何か違う」と思ってしまうのです。

好き嫌いがありますし、時勢の流行り廃りもあるのでしょうが、どのバラエティも基本的には「ハプニング狙い」か、「目玉タレント頼り」のものが多くて、「作り」で楽しませるものが少ない。要するに番組の裏方の努力で楽しませるものがないんじゃないかなと思うわけです。

「ハプニング狙い」の番組は、最近の流行り業界用語でいう「撮れ高」次第で面白さが左右され、撮れ高の悪い回をテロップや効果音、ナレーションなどでごまかしてるだけのものがおおいし、「目玉タレント頼り」のものは面白いけど、それは番組が面白いんじゃなくて結局その人が面白いだけであって・・・。

今のテレビ番組は、制作側の疲弊もあってかどこか「おまかせ気分」で作られていて、それは制作側があらゆる準備をしないことの言い訳を体良く「出演者のアドリブにおまかせ」だとか「視聴者参加型」だとか「リアリティ」だとか言って、小手先で体裁を整えて番組としていることに尽きると思う。もちろんきちんと作られている番組もあるんですけど、こと笑いを主眼に置いたバラエティ枠については8割がたそんな感じに見える。

1980年生まれの自分は、テレビ番組が黎明期を経て円熟期に入った一番面白かった時期を視聴者として見ていたわけで、当時のテレビ番組は丁寧に面白く、しっかりとしたビジョンで「作られて」いたなと思うわけです。

番組の制作規模がが大きくなればなるほどそれが顕著になるのですが、「アタマ空っぽで見てワハハ」となれることと「アタマ空っぽの制作が作ったアタマの悪い番組」は別なんじゃないのっていう思い。

もう一昔前の番組になりますが「トリビアの泉」や「ボキャブラ天国」、演出にヤラセがあるとして終わってしまった「ほこxたて」、「あるある大辞典」などは、きちんと「作りこむ」ことで視聴者を楽しませてくれていたなぁと懐かしさを覚える2018年です。ああいう誰もが楽しめる番組がまた生まれてくることを期待してやみません。


category: 日々の雑感

2018年は運動すると心に決めました 

無精ゆえ案の定あけましておめでとうございますと言うには遅くなってしまいました。。。
皆様今年もよろしくお願いいたします。

この正月ふとしたきっかけで身体の健康を維持、回復させたいと思い、とりあえず急務として体重を減らすことにしました。正月に温泉の体重計に乗ったら80Kgあったのでかなりヤベェ気がしました。道理で最近腹が邪魔なワケだ…と、72Kgに戻そうと思います。

そこで2018年は運動すると心に決めました。
悪天候以外は毎日30分の運動を日課にします。
守れなくて2月にはやめてたらしょうのないヤツだと嘲り笑ってください。

手始めにカロリー摂取量を確認しつつ、そもそもの食べ過ぎと、糖分の摂り過ぎを辞めて、1日3キロから5キロのランニングを初めてみました。これが人生初自発的運動。iPhoneにNIKEのランニングアプリを入れて距離、時間、カロリーの記録をして、走らない(走れない)日も最低でも20分くらいは歩くように、とにかくサボらないようにしています。

走り始めて、まずわかったのは、走り出して最初の1キロまでは身体も心も走るのを拒否するモードなので、運動習慣のない自分はとにかく最初の1キロを音楽聴きながら気を紛らわせて気合いで走らせることが大変ということ。

最初の1キロを走ると身体も温まり、次の2キロまで1km6分ペースで連続して走れることが分かったのですが、2キロ強を走ると息が苦しくて走れない。小中高と自分は走るのがとにかく苦しくて苦手で運動が大嫌いだったのですが、今思えばこれって運動性喘息で、多分校庭の砂塵とかで気道狭窄してしまって病的に呼吸が出来ないんだから苦しくて当たり前なんですよね。当時の自分は喘息の概念が自分に無かったので息が出来ないほど苦しくてもそれは体力が無いんだと思ってましたが、よくよく考えると中学いっぱいまでやってたスイミングスクールでは長距離泳いでもそこそこ速く泳げてたので筋力や体力はあった訳です。プールだと埃とか砂塵とか無いですから喘息にならない訳で、今になって当時自分が運動出来なかった理由が分かりました。。。

そんなわけで、今もランニングして2キロ越えるあたりで気道狭窄して息がヒューヒューしてしまってツバも下せなくなるので、2キロ以降は無理せず歩いたり走ったりを繰り返して5キロを目安に走っています。


始めて一週間たたないくらいですが、一つ実感するのは汗の質感が変わりました。

始めて3日目くらいまでは、かく汗がベタッとした感じだったのに、この数日の汗はサラッとした感じの汗に変わりました。

ベタッとした汗はいつまでもベタッと乾かずネタネタとした気持ち悪い感じでしたが、この数日の汗はタオルで拭えばスッと乾いてスッキリサッパリな感じに変化して、これは明らかに違いますね。そういう変化があるとは聞いた事があったのですが、自分で体感してビックリしました。


とりあえず、30分程度のランニングやウォーキング有酸素運動で、しばらく体を運動を嫌わないように慣らしていこうと思います。



category: 日々の雑感

thread: クリエイターのお仕事 - janre: 就職・お仕事

嫌いな人とは自分のこと 

僕は「苦手な人」は多いけど「嫌いな人」はほとんどいない。

そもそも人付き合いがしんどい性質なので、苦手な人とはすぐ疎遠になるのだが、フリーランスで10年やってると、「苦手な人」というのは自分自身が作り出す影や妖怪のようなもので、自分の作った壁が相手を「苦手な人」に変えてしまうことも少しづつ理解できてきた。とはいえなかなか壁を作らないというのは難しい。日々悩むことも多い。

僕の中の好き嫌いの序列は

好きな人>なんとも思わない(ニュートラル)>苦手な人>腹の立つ人>■■■越えられない壁■■■>嫌いな人

という感じになっていて、これまで「嫌いな人」に分類された人はいなかったように思う。

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category: 日々の雑感

ピンマイクのケーブル補修とスタイリストへの怒り 

先日、ロケ終わりで事務所に戻って、機材の清掃メンテナンスしていたら、ワイヤレスで使っているピンマイクのシース(ケーブルの被覆)に裂傷を発見した。

裂けた状態を撮影し忘れていて修理後の写真しかないのだが、ラベリアの先端から10cmほどのところに約3mm程度、ケーブルの長手方向に裂け傷が...。


▼補修前の裂けた状態を撮影しておかなかったのでいきなり補修後の写真。

IMG_0641.jpg


ケーブルの裂け口を観察すると、劣化や疲労で裂けたものではなく、明らかに強い力で先端が尖ったもので圧力をかけて引っぱった裂け方だった。 先日の収録時に対象が女性ということで、ピンマイクを付ける際に録音部でもないクセにシャシャリ出てきて「私が付けます」という録音部的にクソ迷惑でしかないスタイリストが、タイピンクリップのワニ口に変な挟み方して、それを無頓着に引っ張ったりして扱ったせいで裂けたのだろう。

以前からスタイリストが「私が付けます」と言うたびに「引っ張らないでくださいね!断線するから!」と口を酸っぱくして言ってきたのに、ヤツらは気軽にピンマイクのケーブルを引っ張るのでほれ見ろ言わんこっちゃないスタイリストがやらかしたぞと思うとものすごい腹がたつのだが、不幸中の幸いシールド線が見えてしまっているだけで、シールド線や芯線に断線が無かったが、放っておけば裂け広がってしまうので補修することにした。

しかし嫌味の一つも言っておかないと気がすまないので言わせてもらうが、対象が女性タレントだと何を守ろうとしてるのか、録音部が神経を使ってちゃんと収音できるように苦労して取り付けるピンマイクを、全くのドシロウトスタイリストがマイクを取り付けたがる風潮、録音担当としては本当に迷惑だ。


ヤツらは音に責任持たないクセにシャシャり出てきてはロクな取り付け方、外し方をしないので、近年はもっぱら毅然と断っているのだが、今回はドラマなど衣摺れに気を使うような服の中への仕込みではなく、タイピンクリップで普通に取り付けるだけなので大丈夫かと油断して任せてしまったのが大きな間違いだった。

機材の値段や正しい扱いを理解しない勘違いスタイリストに機材を任せた自分もバカだったが、断線したらそれだけで何万もする高価な他部署の大事な機材だという理解をしないでぞんざいに扱うスタイリストは本当に迷惑だ。



さて、このケーブル被覆の裂け傷をどう補修するか。

一番手っ取り早いのは熱収縮チューブで覆ってしまう方法。
しかし熱収縮チューブで裂傷部分を補修すると、柔らかめの熱収縮チューブを使って補修しても熱収縮チューブの両端でケーブルの硬さが変わるので、チューブの両端で屈曲ストレスがかかり、新たな断線要因となる。

そこで、裂けた部分から前後に1.5cmずつ余裕をとって、ボンドを塗ったケーブルに糸を巻きつけて補修する事にしました。
糸を巻く事で裂け傷を塞ぎつつ補強もでき、ケーブルの柔軟性自体も損なわないはず。


まず糸を巻着付ける範囲を決めて、ドラフトテープで範囲を確定させる。
そしてゴム系のボンドをその範囲に薄く塗りつけ端から糸を巻きつけていきます。まずは一回端から端まで巻いたら、その端でいったん糸を縛り上げ、上からまた薄くボンドを塗りつけます。

そしてケーブルの長手方向に2、3回糸を這わせて、さらに巻き上げていきます。
ボンドを塗っては巻き、ボンドを塗っては巻きを繰り返します。

私の場合、三回巻き上げて良しとしました。



▼こんなかんじで補修する範囲をドラテで囲っておくと仕上がりが綺麗になる。
IMG_0642.jpg


▼ボンドは必ずゴム系を使う。瞬間接着剤は完全に固着するのでNG。
konisig17.jpg


▼糸を3重に巻いて補修完了。
IMG_0640.jpg



補修をする事でまた一つ機材への愛着がわく。
まだまだ働いてもらわないといけないのです。
皆さんも機材は丁寧に扱ってくださいね!!!!




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