とある音屋の日常 「C3PROJECTスタッフBlog」
サウンドエンジニア、サウンドデザイナーとしてレコーディングからPAまで音の仕事ならなんでもおまかせC3PROJECTの日常。
M1 Mac Mini(2021)へ移行した
Posted on 2021/12/22 Wed. 20:13 [edit]
category: Protools関連
M1 Mac mini へ環境移行の準備
Posted on 2021/12/01 Wed. 06:55 [edit]
category: Protools関連
MacPro(Mid 2012)でOS X Mojaiveを使うための備忘録
ゴミ箱MacProに代替わりする前の、いわゆる銀箱MacProの最終版は2012中期モデル(MacPro Mid 2012)で、Protoolsを使っているくらいではまだまだ余裕のパワーが有り余っているのですが、8年が経過し2020年にもなってしまうとOS Xのほうが対応を切り捨ててしまい、通常の銀箱MacPro 2012では、OS X HighSierra(10.13)が最終対応となりインストールができません。
High Sierra でも ProtoolsHD12.5.2 動作良好(公式動作対象外)
さて、2018年も折り返し地点まで近くなりましたが、Protools界隈ではHD(専用DSPカードとIFによる機能制限無しの最上位ライン。)、無印(CPU依存での処理で専用ハード不用。機能制限あり。)という従来の呼び名が無くなり、Protools Ultimate(従来のHD)と、Protools(従来の無印ライン)になり、バージョン名も12.5.2とかややこしい表記をやめてProtools2018とリリース年をバージョンナンバーとするバージョニングルールに変わりました。このほうがサブスクリプション制ライセンスの期間とバージョン名が一致するのでわかりやすくていいですね。
私はAvidへのお布施を2016年で滞納してるので、ProtoolsHD 12.5.2を使っていますが、12.5.2はMac OSをYosemite(10.10系)までで運用しないとレベルメーターやTCカウンターなど画面描画がとんでもなく悪くなるので、OSをElCapitan(10.11系)などにはできませんでした。(ProtoolsというよりはElCapitan以降のOS側の画面描画エンジンの変更による不具合だと思われる)
そんな理由でOSのアップデートを避け続けていましたが、最近リリースされたHigh Sierraはなかなか安定していると各方面のフォーラムでも噂で、DUCでもPTHD12.5.2がHigh Sierraで安定動作してるよとの報告が多数あったので私もHigh Sierraへアップデートしてみました。
結論から言うと、Mac Pro 2012 の12コアモデルへのHigh Sierraのクリーンインストールで、ProtoolsHD12.5.2しっかり問題なく動きます。
懸念されたメーターやカウンターの描画カクつきも全くなくYosemiteと変わらず快適です。
多少プラグインで不具合あるものもありましたが(LiquidMixを32LivesとBluecat patchwork経由で動作させるとプラグインのGUIが表示されないが、LiquidMix本体から操作はできるので問題はないという不具合。他は問題何もない。)全く支障ありませんでした。
OS的にもYosemiteよりもHigh Sierraのほうがファイル操作などは高速化しているらしいのでアップデートしても損はないかなと。
そんな動作報告でした。
Posted on 2018/05/29 Tue. 22:40 [edit]
category: Protools関連
AVID Artist Control のタッチパネルキャリブレーション
発売は2008年(当時はEuphonix MCシリーズとして発売。その後Avid傘下に収まり中身はそのまま、見た目はシルバーからブラックになり現在のArtistシリーズと改称。)なのでもうすぐ10年選手になる訳ですね。。。私も年をとるわけだ。。。
そんなArtist Controlですが4本のフィジカルフェーダーと8つのロータリーエンコーダー、大型のタッチパネルTFTディスプレイを備えていて、なかなか優秀なアイテムです。
以外と知られていませんが、Avid Artistシリーズ(ArtistMix,ArtistControlともに)にはTESTモードがあり、フェーダーの強制キャリブレーションとTFTタッチパネルの位置検出のキャリブレーションができます。
私のArtist Controlも経年のせいかタッチパネルを押した際に、押したところとは違う部分に反応してしまうようになったのでキャリブレーションしたところ誤検出の症状がスッキリ治りましたので、そのキャリブレーションの方法をご紹介します。
1. 「BANK L」、「BANK R」、「NUDGE R」を同時押ししながら電源投入。
TESTモードに入るまで数秒間「BANK L」、「BANK R」、「NUDGE R」押しっぱなし。

2. TESTモードに入るとArtistMixは全LEDが点灯、ArtistControlはTFTに「TEST MODE」の文字。

3. ArtistControlは上記状態でタッチパネルに触れると「Touchscreen Calibration」モードになる。

4. 十文字のアイコンが出現するので、正確に十文字の中心をタッチ。次々と9回これが現れるのでタッチ。

5. 9回タッチしてキャリブレーションモードが終了するとEXITを押して電源OFF。
6. ずれが大きくて1回でキャリブレーションできてない場合は再度繰り返す。
以上
このTESTモードで、ArtistMix,ArtistControlともに強制的にフェーダーの下限位置検出によるモーターフェーダーのキャリブレーションが行われる。個々のフェーダーの微妙な0dB位置のばらつきなどのキャリブレーションには対応していないとのこと。
また、フェーダーの動作チェック、エンコーダーの動作チェック、ボタンの動作チェック、LEDの点灯チェックなどが可能。
購入後一度もキャリブレーションしていない方は是非一度試してはどうだろうか。
Posted on 2017/10/24 Tue. 12:24 [edit]
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